コゾロフメモ

小学生並の感想

「マレフィセント2」の感想

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全く見る気なかったが職場の海外インターン生が見たい!と言うのでついて行った。1は一応見たはずだが例の如く全く内容を覚えていない。マレフィセントって白雪姫のヴィランだっけ…?とか言っているレベルであった(本当は「眠れる森の美女」です)。

主人公のマレフィセントを演じるのはアンジェリーナ・ジョリー様。この人こんな頬骨のインパクト凄かったっけ…?!!と思ってググったら特殊メイクだったのね。その後ふと思い出したけどマレフィセント1を見た時も同じこと思って同じことググってたわ。人は悲しいくらい忘れてゆく生き物…

それはそうとあんまり期待していなかったので結構楽しめた。森の妖精たちはザ・CGという感じだったが見ていくうちに可愛く思えてくるから困る。途中みんなが敵に騙されて全滅させられそうになった時はかわいそうで涙が出た。なので窮地に立っていた主人公がクライマックスで相手をぶちのめすくだりは大変爽快であった。ヒャッハー!マレフィセントってヴィランなんだけどめちゃくちゃ良い奴だよね。

見終わった後インターン生に感想を伝えたかったけど英語力が無さすぎて「マレフィセント イズ グッドパーソン!アイライク ディス ムービー!アメージング!」しか言えなかったのが悔しい。

以上

「ジョン・ウィック パラベラム」の感想

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楽しみにしてたやつ。愛犬家が最愛の犬を殺された恨みで人を殺しまくるという犬派は共感間違いなし(多分)のシリーズ第3作目である。

前作ラストで闇のネットワークから追われる身となったジョン・ウィックは無事生き延びることができるのか?!という話。監督インタビューによると、まず監督とジョン役のキアヌリーブスが2人で「どんなアクションやりたい」というのを話し合い、ストーリーはその後作るって感じだったらしい。実際ストーリー的にはすごい薄いというか、大した展開は無かったという印象である。とにかく俺たちはアクションをやりたいんじゃぁぁ〜!ストーリーはアクションが成立しさえすればいいんじゃぁぁ〜!という気迫が画面から伝わってくるようだ。

なのでアクションはすごい。人しぬ。全員しぬ… メインのガンアクションだけでなくナイフ投げとか肉弾戦とかバイクチェイスとか馬とか!お腹いっぱいである。映画館で隣に座ってたおばちゃん3人組が途中で席を立って出て行った。あまりにも人しにすぎて疲れたのだろうか(そもそもこの映画に何を期待していたんだ…)。ジョンは1人に対して銃何発撃つんだよww と前作の時思ったけど今回もジョン節大炸裂。撃って撃って打ちまくる!ヒャッハー!全体で300発は撃ってるよな…もっとかな?そしてそんだけ撃ってて忙しい中、弾丸の装填をいちいちしっかりやってるのがすごかった。制作者の銃へのこだわりの強さをかんじた。

そしてこれだけ人がバッタバッタと倒れていきちょっとウッとなる場面も多いのに「笑える」のがすごい。キアヌが静かにキレながら「Yeah...」と言うだけで吹きそうになってしまう。キャラがいいよなぁ〜!流石の愛されキャラ。他に席あるのにキアヌの真横に座ってくる寿司屋の殺し屋おっさんww 「俺あんたのファンなんだ」って真顔で言ってて可愛すぎる。その後死闘になるのだが… あと色々な言語が出てくるのでたまに英語字幕も入るけど、この映画の中で大事なワードが色付きで強調されてるのが楽しい。「Puppy」とかね。

ストーリーはあまりないものの、設定は大好きである。第1作から続く愛犬家っぷりや、闇のネットワークの設定など…ホテルが聖域になっててそこでは人殺しはやってはいけない鉄の掟とか…全世界の闇ネットワークへ伝達が行われる指令所が今時書類に印鑑で電話で連絡というアナログ感。キングスマンもそうなんだけど、闇のネットワークと紳士的なキャラってめちゃくちゃ萌えるよね… スーツの仕立て屋とかホテルマンとかさぁ。中二病御用達設定ありがとうございます!ジョン・ウィックがずっとスーツで戦ってるのも最高っす。

キアヌリーブス55歳。来年はトムクルーズパイセン(57歳)のミッションインポッシブルもあるらしいし、おじさんが大活躍な映画見ると39歳不惑間近の俺も頑張ろうと元気が出てくるのであった。

以上

「アド・アストラ」の感想

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ブラッド・ピットといえば「ワンスアポンアタイムインハリウッド」のイケメンぶりが記憶に新しいが早くも次の主演作品である。「ブラッド・ピット史上最高演技!」という謳い文句に引かれ見に行った。

仕事後の21:00スタート回を見に行ったので事前に食事を取ることにした。近くの大阪王将にて炒飯と餃子、そしてハイボールを注文。なかなかうまい。

食事が終わり映画館に向かうと、平日の夜回ということもあってか映画館はスカスカであった。周りを気にすることなく落ち着いて映画を鑑賞することができそうだ。

今回の作品はSFモノ。宇宙飛行士のブラピが宇宙で失踪した父親(トミーリージョーンズ)を探しに行くというストーリーである。冒頭の宇宙ステーションの事故を冷静に切り抜けるシーンはなかなかスリリングで楽しめた。

その後ブラピが父を探しに行くという極秘任務で呼び出されるあたりで、私の脳内にこんな言葉が浮かんだ。


「眠い」


画面に表示される字幕が2回に1回頭に入ってこない。
んん?この状況。デジャヴを感じる。


ざわ… ざわ…



私はある事実に気づいた。

・宇宙モノ
・映画を見る直前に食事そして飲酒

この二つの符号が意味することはひとつ…!

「ファーストマン事件」と同じである!(注 : 私は今年2月に見たファーストマンというSF映画でめっちゃ寝た)

…という訳でブラピが宇宙を彷徨っている頃私は夢と現実の狭間を彷徨っていた。気づいたらトミーリージョーンズがいて気づいたらトミーリージョーンズがいなくなっていた。

なのでブラピ史上最高演技だったのかどうかは判断ができなかった。ああああああ。もう一度見直したいけどあまり時間がないので気持ちを切り替えてジョン・ウィックを楽しみたいと思います。

以上

「ジョーカー」の感想

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バットマンシリーズの有名な敵キャラ「ジョーカー」を題材にした映画である。評価が高いらしいので見に行った。

※私のバットマン知識
・映画第1作目はかなり昔に見た気がするがほぼ内容を覚えてない
・数年前に「ダークナイト」を見てすごい面白かったけど内容を説明せよと言われるとあまり覚えてない
以上

記憶力が低下しすぎて昔見た映画を覚えていないマン!!!!!

そしてあまりにも知識が無さすぎてジョーカーは「ダークナイト」のオリジナルキャラなのかと思ってて、映画見るまでは「ダークナイトの続編なのかな〜?(^q^)」なんて思っていた!あとでウィキペディア見たらお前が見た第1作にも出てたんじゃねーか!超有名なヴィランなんじゃねーか!この大馬鹿野郎ーッ!最初はジャックニコルソンがジョーカーをやっていたんだね。全然覚えてないが

…そんな訳で多分映画館にいた人の中では一番意識の低い鑑賞者だったと思うが、知識が無いなりに楽しめた。

ピエロ姿で店頭で客引きしたり施設の慰問したりなどしている主人公が、社会で不当な扱いを受け不運に見舞われたりして生きづらさに苦悩し、最終的にジョーカーになるまでの話である。ジョーカー役のホアキン・フェニックスさん、役作りなのかめっちゃ骨が浮いてて身体つき見てるだけでも不安になってくる。役者ってすごい。

DC映画だけどジョーカーは超常的なパワーを使ったりしない。主人公の抱える生きづらさ、周囲や社会へのストレスが少しずつ溜まっていって爆発し、伝染していく様子はかなり現代にも通ずる話で憂鬱になった。とはいえいい事もあるみたいじゃん…と思ったら違ったり…あああ救いがない。子は親を選べないし実際こんな状況だったら希望を見出せるだろうか。失うものが無くなり無敵の人になったジョーカー。ジョーカーみたいなストレスを抱えている人、アメリカにも日本にも沢山いるだろう。

後から聞いたが映画にはバットマンや昔の映画などを知ってるとおおっ!となるようなネタが沢山あったらしい。バットマンのことよく知ってたらさらに味わい深かったんだろうなぁ。これを機にちゃんと最初から見てみるかね…見るもの多すぎて忙しいい

以上

「メランコリック」の感想

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完全にノーマークだったがラジオの批評を聴いてめちゃくちゃ気になり見てきた。普通の銭湯が夜はヤクザの死体処理場として使われている…という設定。なんとなく銭湯でバイト始めた主人公がどんどん巻き込まれていくストーリー。低予算で作られた映画である、ということはラジオで聴いていたが、エンドロール見たら出演してる俳優さんがプロデューサーや助監督兼任してたりしてるのが気になった。どんな体制で作ってたんだろ?と帰りにパンフレット買って読んだらこちらの想像以上に手作りでびっくりした。監督はこれが初監督作品でしかも普段IT企業で働いていて週末の休みにたった10日間で撮影を行いpremiereで編集したとか…そんなの感じさせないクオリティだったよ…作りたいという思いがあれば何でもできるんだなぁと…そして主人公のお父さん役の方は50代で役者始めたとか…おいおいおいいい勇気もらえる要素がすげえ。。

話としては普段アウトレイジとかアウトレイジとかあとアウトレイジとか基本みんな死ぬヤクザ映画を散々見ているので、オチは正直そんなに簡単に行くだろうか…?現実はもっと厳しいのでは…ということが気になってしまった。ただこれが仮に主役の2人がダークサイドに落ちてそのまま闇の仕事続けました、とか救いようの無いラストだったとしたらかなり後味悪いしこの終わり方が見た後の気分としては良いんだろうなあと思った。

出演している俳優さんたちは正直全員お初にお目にかかる方ばかりだったのだけど、とにもかくにも演技が素晴らしかった。特に主役のおふたり…主人公のコミュニケーションに問題ある、ちょっとイラッとする感じ。相棒の松本に対して上からな口調は徹底する感じ。そして松本の最初めっちゃチャラい奴きたなと思ったら人生色々乗り越えてて人間力がすごい感じ。大きな邦画とか地上波ドラマは有名な人ばっかり使うし最近結構疲れていたので純粋に演技を楽しめてよかったなぁ。

あとはTwitter。何となく今日この映画見るよ〜と写真アップしたら映画公式はもちろん出演者からもすぐいいねとかコメント来たりしてビビった。映画への愛を感じたしこれからも応援しようと思いました。こういうのって大事だね。色んな意味で勉強になった…

以上

 

「ロング・ウェイ・ノース〜地球のてっぺん」の感想

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フランスのアニメ作品。東京だと恵比寿の東京都写真美術館でしか上映されてないのでちょっとマイナーな映画だと思うが、ラジオでアニメーターの井上俊之さんが大絶賛しているのを聴いて見ることにした。

字幕、吹替両方上映されていたが私が見たのは字幕版。フランス語だったので全く何言ってるか分からなかったけどオリジナルの声優さんの声はなかなか味わい深かった。

舞台は19世紀のロシアで、行方不明になったおじいちゃんを探しに少女が北極へ旅立つという話。話は大変シンプル。そして何よりも絵柄がめちゃくちゃシンプルなアニメ。キャラクターには輪郭線が無く、全てベタ塗り。背景も基本ベタ塗りでグラデーションもなくキャラと背景の画風が同じなんだけど、画面全体の色使いが絶妙で全てのシーンが一枚の絵になってる感じ。とても美しい…壁紙にしたい!スパイダーバースの時も思ったけど色も含めて画面全てをデザインするって相当大変そう…パンフによるとやはり通常のアニメ制作ではキャラと背景は完全に分業で、ロングウェイノースのように画面のデザイン全てを統一させるというのは物凄いことなんだそうだ。

めちゃくちゃシンプルなキャラ造形なので見始めた時は昔話アニメっぽいファンタジーな内容を想像していたが、途中からこの絵柄からは全く想像してなかったリアルな氷の世界の恐怖を味わうことになる。BGM無しで風の音だけだったりとか、演出がすごい。シンプルな絵なのにこんな緊迫感出せるのね。

話的には実際かわいい女の子があんな男だらけの船に乗ったら無事でいられないんじゃないの…と若干ヒヤヒヤしたがまあそこはアニメなのでよしとしよう。私が最近見るアニメって日本の有名作品とアメリカのCGアニメくらいだったのでフランスの作品は大変新鮮であった。フランスアニメはディズニーピクサー系とは違う手描き重視な進化を遂げているようだ。他の作品も見てみたいな〜と思いました。

あとは劇場に貼ってあった業界人からの絶賛コメントコーナーの最後が村西とおるで、全裸監督見た後だったからなんでだよ!wってなった。

以上

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」の感想

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1969年8月9日に発生した「シャロン・テート事件」という実在の事件を題材にした映画。事件のことは知らなかったので色々記事を読んで予習してから映画館に向かった。監督のラジオのインタビューを聴いたが「事件の被害者としか知られていないシャロン・テートのことを描くことで彼女を救いたい」という思いがあったとのこと。その通りシャロンへの愛、そしてハリウッドへの愛が感じられる映画であった。

映画の中にはシャロン・テートはじめ実在の人物が多く登場するが、架空の人物としてディカプリオ(落ち目の役者)とブラッドピッド(ディカプリオ専属スタントマン)のコンビが出てくる。映画は基本的にこのディカプリオ&ブラピのハリウッドでの生活模様を描いていき、その脇で微妙に交差するのかしないかスレスレな感じでシャロンの暮らしぶりが挟み込まれる。

ディカプリオはセリフ忘れて情けなくて泣いたりとかめちゃくちゃかわいい!おっさんになって益々魅力が増している気がする。そしてブラピ…55歳とは思えないカッコよさ。あんなグラサンが似合う人がいるだろうか?意味もなく屋根の上で脱いで鍛えられた上半身を惜しげもなく披露するサービスシーンも!(あれはなんで脱いだんだ?w)

シャロン・テート事件」について何も知らないで見るとただ淡々と進んでいく映画に見えるかもしれない。しかし事件のことを知っていると非常に恐ろしい。何しろ、日付がシャロン・テート事件の8月9日に段々と近づいていくんだもの…。監督も言っていたけど「観客が事件のことを知っている」こと自体がこの映画の演出になっているんですよね。事件の内容知らない人は解説記事を読んでから映画を見たほうがいいぞ!

ラストはいい意味で裏切られた。監督らしいというかなんというか、粋ですねー!今年見た映画では間違いなくベスト3に入ると思う。

以上