コゾロフメモ

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「ロケットマン」の感想

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エルトン・ジョンの伝記的な映画である。ボヘミアンラプソディと同じ感じのやつがまた来たなぁ…と思ったら監督が同じ人なのね!

アニソンとJポップばかり聴いて生きてきて洋楽はさっぱりな私だったが、スマホに1曲だけエルトン・ジョンの曲が入っていた。「Goodbye Yellow Brick Road」ってやつ。ラジオで聴いて良い曲だと思って落としたんだよな(この曲は映画の中でも印象的に使われていた)。それ以外に認識していたのはYour Songくらい…とてつもなく知識が無かったが、同じく知識が無い状態で見たボヘミアンラプソディはかなり面白かったので今回も見ることにした。「キングスマンの主役がエルトン役だよ」と言われ「おお!!コリン・ファースが?!」と思ったらそっちではなかった…若い方のタロン・エガートンの方であった(注 : 私はスーツでメガネのスマートおっさんが大好きなので私の中でキングスマンの主役はコリンファース)。

とにかくエルトン役のタロンさんの歌とダンスが上手すぎてずっと感心していた。エルトンジョンの声を細かく覚えているほど聴き込んでいないので「え、これエルトンジョンの声を流してるの?」と思うくらい歌も演技も上手かった。

ボヘミアンラプソディは復活ライブをラストに持ってきてそれが物凄い盛り上がりであったが、ロケットマンの方はライブをクライマックスにしてないので展開としては大人しい印象を受けた。全体的に家族に愛されず満たされない苦悩、同性愛であることの苦悩などを描いていて、あまり明るい気持ちにはなれなかった。エルトンの家族は父も母もマジでクソだなー!!!なんなのあの父親…売れてからエルトンが父に会いに行って、レコードにサインするシーン…見てて悲しくなったよ。母親もひどいこと言うしよぉ。おばあちゃんがいて良かったね!

会場で泣いていた人もいたのでエルトンのことをよく知っている人にはグッとくるものがあったんだろうな。私的に一番良かったのは作詞を担当するパートナー・バーニーとの関係であった。薬物依存になったり自殺未遂したりほんとに色々あった後でも施設にやってきてくれて…めっちゃいい人だ…これが親友、ズッ友というやつか…こんな心の広い人になりたいわ。

以上