コゾロフメモ

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「フォード VS フェラーリ」の感想

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映画を見たのは1月だけど書くのが遅くなってしまった。
2020年に入って3本映画見たけど
・すみっこぐらし→寝る
・パラサイト→素晴らしい
・フォードVSフェラーリ→素晴らしい
と当たり率が高い。すみっこぐらしも寝さえしなければ素晴らしい内容だったはずだ。

さてこの映画はIMAXで見たかったのだが私が映画館に行けるタイミングになったところで「キャッツ」が公開となり、フォードVSフェラーリIMAX上映が終了してしまった。キャッツ……

それは仕方ないとして今回は1966年の24時間耐久カーレース「ル・マン」をクライマックスに置き、自動車メーカーのフォードとフェラーリの対決を描く作品である。主演はマッド・デイモンとクリスチャン・ベイルル・マンブイブイ言わせていたフェラーリを倒すべくフォードがカーレースに参入するという実話を基にした話だ。私は普段車には全く興味が無く、F1などのカーレースも全く見たことが無かったのだがこの映画のレースシーンはかなり手に汗握って楽しめた。どんなスポーツでもストーリーはほんとに大事。

カーレースに挑む開発チームと車を売りたい経営チームの確執を交えながら話は進む。勝てる車を作るべく必死に試行錯誤している開発チームに対し勝手なことばかり言ってくる経営側。特に終盤の指示にはとてつもなくムカついて「ハァァ?」と思わず声が出てしまった。とはいえ多くの従業員の生活を抱えている方の立場も分からないでもないので複雑な気持ちである。それにしたってさぁ…!!実際の話は全く知らんまま見たのでスカッとする映画なのかと思ってたら、色々考えさせられて最後は涙が止まらなかった。

ドライバー役のクリスチャン・ベイルの演技が本当に素晴らしく、レースに挑んでいる父親の姿が大好きな息子と妻の姿もとても良かった。クライマックスであの判断をした父親とそれを見る息子…どんな気持ちだったのか。レース終わって車から降りてきたときのあの表情が今でも頭から離れない。
公開から時間経ってるからやってるとこ少ないかもですがまだ見れる方は是非!

以上