「すみっコぐらし」の感想(2020年1本目)
さっき2019年の総括をしたばかりだけどもう今年の映画の感想です。連投ごめんねキャピー☆
今年1本目の映画は「すみっコぐらし」。キャラクターグッズ展開でお馴染みサンエックス所属キャラクターの映画化である。私はサンエックスだとリラックマ派だしサンリオだとポムポムプリン派なのですみっコぐらしに関しては店でキャラグッズを見て「フーン」というくらいでこの映画には全く注目していなかったしなんなら存在すら知らなかった。
しかし、12月あたりから「すみっコぐらしの映画がやばい」というコメントをネットでちらほら見るようになった。よく分からんが大人が見てもグッとくる、ある意味衝撃的な内容とのこと。これはチェックせねばと年末のドタバタが終わった元日、映画館に向かった。ちなみにすみっコぐらしの設定とかキャラはよく分からない状態で見に行った。
元々子供向けなので映画館は親子連ればかりであった。流れる予告もプリキュアとかクレヨンしんちゃんとかばっかりである。ドラえもんってのび太の恐竜またやるのね。恐竜と少年の心の交流とかまたやばいだろそういうの……予告編しか見てないのに泣いちまった。動物モノは予告だけで涙腺にくるからやめろ!!
そうこうしているうちに映画が始まった。すみっこが好きな動物たち「すみっコ」が主役である。しろくまとか猫とかペンギンなのだが、中には動物でなく「とんかつの端っこ」という謎キャラも存在する。それは生き物なのか……我々のような捻くれた大人はまずそんな世界観を受け入れるところから始める必要がある。
すみっコたちがある日喫茶店の地下室で古い絵本に吸い込まれてしまうところから物語はスタート。どこから来たのか不明な「ひよこ」に出会い、ひよこの仲間を探すために絵本の中の色々な世界を旅していく…
…というところまでは起きていた。
ほんわかした可愛いキャラクターとストーリー、昼に食べたパスタ、その日着用していたパーカーの暖かさ等の条件が重なり私はどんどん眠りの世界へと堕ちていった。
意識がはっきりした頃には旅は終盤。
よく分からんがすみっコたちは絵本の世界から抜け出して元の世界に戻ろうとしているらしい。そして…
クライマックス、ちょっと寂しい別れのシーンになった。それまでの旅での思い出が走馬灯のように…客席からはスン…スン…と観客のすすり泣く声が聞こえてきた。まあ、俺寝てたんでその辺の経緯はよく分からないんですけどもあれれ、目から水が…
私は泣いていた。
途中寝ていたのに泣いていた。
しかし寝ていた身としては大変恥ずかしいので涙を拭くなどの行為はせずただ前を向いて目から水を垂れ流していたのだった。
…映画館出てから落ち着いて考えたんだけど、ノリとしては動物が出てくる映画の予告編で泣くような感じだわ。のび太の新恐竜の予告見て泣いたのと同じやつだわ。かわいいすみっコ動物たちが悲しそうな顔をして、友達と別れるという設定だけでご飯3杯いけたんですわ。
私の涙って軽いのね…
もやもやしたまま帰路についた。今年はなるべく寝ないで映画を見たい。その為に食事管理(映画直前に食べない)、睡眠管理(前日はしっかり寝る)など気をつけて行きたいと心から思った元日であった。
以上