コゾロフメモ

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「ターミネーター ニュー・フェイト」の感想

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今年は100本映画館で見るぞ、なんて言ってたが結果30本台で終わりそうだ。今回はターミネーターシリーズの最新作である。実はこれまでの人生でなんかタイミングが合わなくてターミネーターをちゃんと見たことがなかったのだ…「アイルビーバック」「ダダンダダンダン」くらいは知ってたけど。

この作品は「ターミネーター2の正式な続編」と言われている。ターミネーターは3以降も映画が存在するけどスタッフや役者が変わったり色々あったらしい。今回のやつは最初の2作の監督ジェームズキャメロンが復帰して、2の続きとして作ったということである。とりあえず最初の2作だけ見ておけば大丈夫っぽかったのでアマゾンで見た。

ターミネーター1が公開になったのは1984年で私が4歳の時である。まず最初に思ったのは映像古!!でなんだか映画の歴史を見ているような気持ちになった。シュワちゃんはヒーローなのかと思ってたからめっちゃ悪い奴でビビった。ただただシュワちゃんが怖くてあまり楽しめなかった。

対してターミネーター2シュワちゃんは立ち位置が変わって味方になっていた(キャラも違うのだが)。主役の少年とのバディ的な関係も王道って感じで心温まった。最初の作品の7年後の公開ということもあり映像も進化していて2の方が圧倒的に満足度が高かった。

さてそれを踏まえて今回の「ニューフェイト」。ターミネーター2から25年後の現代という設定である。なんと前回の主人公ジョン・コナーがあの後◯されていたということが発覚し「ええええええええ」となってしまった。最初の2作に出ていた「サラ・コナー」やターミネーターシュワちゃんが同じ役として登場するが、何しろ前作を見た直後にこの映画を見てるので「おおおおじいちゃんとおばあちゃんになってるうううう!!!!!」という浦島太郎感が凄かった。60-70代でこのアクションやるのは本当に半端ないんだけど、サラ・コナーはいいとしてシュワちゃんって機械の身体なんだから歳は取らないんでは…ということがただひたすら気になってしまった。

流石映像やアクションは凄くて、現代でターミネーターをやったらこうなりますよ〜というのが楽しめたが、「全裸で未来からタイムスリップしてくる」「未来で面倒になる存在を過去に消しに来る」というネタは昔と同じことを繰り返しているだけで映像は新しいのに古くさい印象を受けてしまった。そこもアップデートできてたら面白かったのになあ。

でもターミネーターのファンからするときっと、そのお約束を見るのが楽しかったり、前作のキャストがそのまま出てくるということに感動を覚えたりするのだろうな。

あと私的に一番良かったのが新しく加わった改造人間の女性がやたらとカッコよかったこと。私にはそんな属性は無かったのだが映画見てて「ああ、この人に守られたい…///」などと思ってしまった。


以上