コゾロフメモ

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「スプリガン(映画)」の感想

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目黒シネマの大友克洋祭りにまた行ってきた。1998年公開の映画です(大友先生は総監修)。原作の漫画についてはわざわざ説明する必要が無いくらい有名だと思うし、今度Netflixで再アニメ化されるらしい。しかし私はこの間の「銃夢」同様、若かりし頃ブックオフで1巻を立ち読みしたが「フーン」という感じであまり引っかからず続きを読まないまま以下略……これはまずい、ということで映画の題材になってる「ノアの方舟」編あたりまでは読んだのだが

めっちゃ面白いじゃん……

なんで読まなかったのお前?超古代文明の人々が残した遺産を悪い者たちから守る特殊工作員、しかもクソ強いとか中二病的に刺さりすぎる。そしてアクションがかっこよすぎ!!話も単純で分かりやすい〜これぞ少年漫画!!時間ある時に最後まで読もう。

そして問題の映画。私はこの映画を昔見たと思うのだが、今日見たら全然内容を覚えていなかった。ほんとに見たのだろうか……?もしかして初見なのでは……?最近記憶がやばくて自分が信じられないぜ!!

そんなことは置いておいて最高峰のスタッフが集まっているだけあって漫画の魅力であるアクションシーンをもの凄いクオリティで映像化していた!ぐりぐりぐりぐり動く!人死ぬ!これはアニメ史に残るバトル映像なんではないですかね……全部のアニメ見てないからもっとすごいのあったらごめんね(他に神だと思っているアクションシーンはエヴァ旧劇場版の弐号機VS量産型です。他におすすめあったら教えて!)

しかし興奮するアクションシーンは中盤で終わってしまい、アクション的な盛り上がりがクライマックスになかったのが物足りなかった。最後の子供サイコ野郎との対決なんてただ念力でぶっとばされるだけで最終的に気合いで倒した、みたいな感じだったもんな。原作だと言葉で相手を追い詰めるという要素があってよかったけど映画だと大したこと言ってなかったし…でも中盤までのアクションを見るためだけにこの作品を視聴する意味はあると思いました。

あとキャラデザがコミック寄りではなくリアルなテイストだったのは海外ウケとかも狙っていたからなのかな。攻殻機動隊の最初の映画もそうだったじゃん?御神苗優はギリギリ御神苗優なんだけど、人気キャラであろうジャンが美しい青年ではなくただのゴツい人になっていたのはもったいなかったかも…でも中盤までのアクションを見るためだけに以下略

以上

 

※3月14日にSNSに投稿したのをコピペ